Staff先輩メッセージ

漢那 憲治

マリン
  • 沖縄/恩納村
  • マリン ライフセーバー

漢那 憲治

KENJI KANNA

2000年 入社 /

ゲストの笑顔と安全を守ることが私の使命

志望動機をお教えください

元々はホテルの職種についてもあまり知識もないまま飛び込んでみました。 進路指導の先生に勧められたのがきっかけです。ホテルにどんな職種があるかもよく分かっていない中、何となく楽しそうだからというのが率直な理由です。 しかし、入社後のトレーニングの中で各部門を短期間ではありますが体験させてもらう機会がありました。その中で、マリンエンターテイメントの職場体験でこれまでにないほど強く「これがやりたい!」と感じました。それまでも海やマリンスポーツが大好きで、もちろん若さもあり、マリンスポーツに関しては自信がありました。しかし、職場体験で出会った先輩スタッフはその比でないくらい広い視野と知識力でサービスとしてマリンを提供していました。強い衝撃を受けたことを覚えています。その後、配属先は料飲部スタッフとしての辞令を受け、与えられた仕事を頑張ろうと思いましたが、日に日にマリンをやりたいという気持ちが強くなり、当時のマネージャーに正社員の立場を捨ててパートでもいいから、どうしてもマリンに挑戦したいと直談判し、マネージャーはともかく料飲の仕事を1年頑張れることができるなら、会社に掛け合ってやるといってくださり、実際に1年後にマリンに異動となりました。

現在の仕事内容について教えてください

漢那 憲治

ビーチ・プールでの監視業務やサービスの提供は大切な業務のひとつとなります。 当日の天候や風向きによって提供できるプログラムは刻々と変わります。そこで安全に運航できるプログラムの出欠航を決定します。どうしてもマリンメニューを体験したいお客様に対して、欠航の案内をするのは心苦しいこともありますが、やはり安全第一! 真摯にお客様に説明してご納得いただきます。お客様に対して自然条件なんで…とは実際はそうだったとしても簡単に言えません。沖縄でマリンプログラムを楽しみたいというお客様の気持ちに寄り添うのも私たちの役目だと考えています。だから、説明する時は神経を使います。 その他、パラセイリングの操船(船長)とゲストの補助を行います。 海洋状況と風に強く影響されるアトラクションなので、スキルが必要となります。可能な限り恐怖心を与えないよう、瞬時に風を読む能力も必要です。始めて見て難しさを実感する一年でした。しかし、お客様の感動はすごいプログラムだと自負しています。来年に向けて新たに操船できるスタッフを育成中です。 もう一つ大切な業務はライフセーバー業務です。 難しいところは、プールもビーチもあくまでもお客様が楽しむ場所なので、あまり介入すべきではないのですが、事故を未然に防ぐことが第一条件であるので、必要に応じて、こちらのルールをご理解いただかないといけないこともあります。できる限りお客様が嫌な思いをしないように、ご理解いただくことも大切な業務です。

仕事のやりがい、心に残るエピソードを教えてください

漢那 憲治

月並みですが、やはりゲストの満足した笑顔を見ると、この仕事をしていてよかったと実感します。親子水入らずで、遊泳開始前のビーチを散歩しているときの穏やかな笑顔、バナナボートやウォーターコースターなどの迫力系のプログラムの後のビッグスマイル、パラセイリング体験後の達成感と感動したときの笑顔など、この仕事をしているとたくさんの場面で笑顔に出会えます。 また、身長制限で前年に涙を呑んで参加をあきらめたお子様が「今年は乗れる!」と本気で喜んでいる姿などを見ていると、お客様のお子様の成長を一緒に見させてもらっている気がしてうれしくなります。 小さなころからこのホテルに来てくださったご家族のお子様が、マリンの楽しみをここで知り、マリン関連のお仕事に就いてご挨拶に来てくださったこともありますし、同じくお子様の頃から知っているお客様がサマーバイトで同僚になることもありました。 やはり、私たちが適用しているサービスを通して海の楽しさを知って下さるのは本当にうれしいことですし、誇らしい気持ちになります。

普段から心掛けていることを教えてください

漢那 憲治

「安全第一。ゲストの安全を守るため、無理をしない、させない。」これにつきます。 海は楽しいものです。心身ともにリラックスできますし、楽しいところです。しかし同時に、自然の力を実感する場所でもあります。天候状況は刻一刻と変わります。風や潮目などに敏感に反応できなければお客様お安全を守ることはできません。朝の段階で好天で予約を受け付けたお客様に、風向きの変化でメニューの欠航を伝えないといけないことも日常的にありますし、逆に前日までは高波で絶対に出向できないと考えていた海況がいきなり穏やかな状態になることも有ります。天気図の読み込みと私たちのホテルが建っている場所の地形や海域の潮の流れなどを判断して「絶対にお客様の安全を守る」という強い意志を持って仕事に臨んでいます。 実は、海の仕事がこんなにも複雑であることをしっかり理解していない状態でこの仕事に飛び込みました。小さなころから海で遊んでいたし、アクティビティも器用にこなせるほうだと思います。ですが、年を重ねるごとに仕事としてマリンエンターテイメントを提供する難しさを実感します。会社の先輩方の背を必死に追っています。 後は体調管理でしょうか。 灼熱の太陽の下で潮風に吹かれながらの仕事は、思いのほか厳しいです。毎日、翌日に疲れを残さないよう、そして会心の笑顔を作れるよう意識的に心がけています。

今後の目標について教えてください

沖縄のマリンスポーツといえばルネッサンスリゾートオキナワといわれるくらいのプログラムや施設にしていきたい、これが僕の野望です。 他施設がやらないことに挑戦したいと考えています。もちろん安全第一で。 このホテルにはオキナワマリンリサーチセンターというイルカや海洋生物を扱う施設が併設されています。なので、他の施設では提供できないプログラムをしっかりとした協力体制が取れれば実現できます。例えば、ドルフィンスイムや概要で優雅に泳ぐイルカを半潜水艇で見学するプログラムを企画したこともあります。(※季節プログラム)海賊船を使ったプログラムもあります! 「自分達が生み出したということ」は自分のチームの誇りとなります。お客様がここでしか体験できないことを提供すること、毎年いらっしゃるお客様にも喜んでいただけるような新しいことに挑戦できるプログラムを用意する、様々な年齢層の客お様にご満足いただけるバラエティ豊かなプログラムを提供することが、ルネッサンスリゾートオキナワの独自性に繋がるものだと考えます。提供する側はもちろん大変ですが(笑)安全に提供できるよう、お客様が想像している以上の時間や労力をかけてトレーニングを実施しています。そして、お客様の感動につながるプログラムをチームで作り上げ、沖縄でマリンといえばここ!と言ってもらえる施設にしたいと考えています。

就職活動中の皆様へメッセージをお願いします

漢那 憲治

飛び込んでみて初めて、その面白さや本当の難しさに直面できます。 就職活動の中、周りの人と比べたり、焦ったりといろいろな感情があると思います。しかし、本当の意味での面白さは中に入ってみないとわからないものです。正直、料飲部からマリンエンターテイメントへの異動を直訴したころは「自分は大丈夫」という自負がありました。でも、実際に仕事としてマリンに関わると、その奥深さにびっくりしたとともに自分の小さなプライドは吹き飛びました。そこからは、知識やスキルを付けることに無我夢中でした。今だって、満足しているわけではありません。これから様々な資格を取得してキャリアアップをしたいと考えていますし、お客様がもっと喜んでくださるプログラムを作り上げたいと思っています。 これからどの企業に就職しようかと考える学生の皆さんには、就職はあくまでもスタートライン。そこからどのように自分の職務に向き合い、プロになっていくのかが勝負だと伝えたいです。そう考えると、つまり「好きなこと」しか続きません。自分がそれを胸を張って好きと言えるか、興味を持ち続けられるかということは真剣に考えた方がいいのかもしれませんね。 私はふわっとした気持ちで就職しましたが、その場所で本当に興味を持てることに出会えたことがすごく幸運だったと思います。

CHARM OF AREA

沖縄の海は美しく、毎日そこで働く私でもはっと息をのむことがあるくらいです。そこにある自然に感謝してその場所で働くことができる事、たくさんのお客様の笑顔に貢献できることは本当に素敵な仕事だと自負しています。ホテルの中にあるマリンエンターテイメントはマリンショップでの仕事とは違い、そのホテルの中に衣食住と楽しみが詰まった非日常的な空間です。そして、ホテルはみんながチームです。お互いのチームと協力し合い、お客様に喜んでもらえるよう高みを目指します。もちろん、毎年たくさんの新人を迎えているので、教育体制もしっかりしていますし、内容も充実しています。興味を持った方がいらっしゃれば、ぜひ「飛び込んで」みてください。一緒に楽しみながら、頑張りましょう!

RECRUIT

働きやすい環境で安心してキャリアを築きたいという方のご応募お待ちしています。